幼稚園から「総合補償制度」保険のチラシをもらってきた!(進級園児編)

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ずっと昔に、「総合補償制度(こども総合保険)」についての記事を書きました。
幼稚園や保育園の保険/総合補償制度(こども総合保険)には入るべき? | 保険見直し入門

私には4月から年長クラスに進級した長女がいるのですが、長女が年中クラスだった年度末に、幼稚園から「総合補償制度(こども総合保険)」のチラシが配布されました。
以前書いた記事と、今回配布されたチラシを見比べたら、いろいろ違いがありましたので、書いていきたいと思います。

1.「園児24」は、全日本私立幼稚園連合会が実施している保険制度!

配布されたチラシを見ると・・・
「この補償制度は、『全日本私立幼稚園連合会』加入園の園児専用プランです。」
と書いてありました。

調べてみると、全日本私立幼稚園連合会の「JK保険」という保険制度の、「園児24」という保険だったのですね。
-まさかのときの「JK保険」 全日本私立幼稚園連合会の「保険」-
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JK保険?JKって女子高生よね?と思いましたが(笑)、「Japan Kindergarten」の略なのかと思われます。

その「園児24」は、東京海上日動火災保険㈱・三井住友海上火災保険㈱・エース損害保険㈱・㈱損害保険ジャパンの4社が引受保険会社になっていました。

この保険制度、実は歴史が古く、1977年に制度が発足されて、今年で39年になるそうです。

しかも、全国私立幼稚園連合会での団体契約になるので、以前書いた記事よりもプランが多く、保険料も違っていました。団体割引になっているみたいですね。

私の長女の幼稚園の引受保険会社は「エース損害保険㈱」でしたが、調べてみると、幼稚園によっては引受会社が違っているみたいです。

ちなみに、神奈川県川崎市では「幼稚園父母の会連合会」がこの保険の団体契約をしているそうです。
川崎市内の幼稚園は、三井住友海上保険の「園児24」なのですね。
園児24時間保険【幼稚園児総合保障制度】 | 保険企画

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2.気になるプランと保険料は?

チラシには「全国団体の割引適用のため、一般でご加入になるよりとても割安です。」と書いてありました。
団体割引30%、優良割引50%(2015年度実績)なのだそうです。

■補償内容は?

①賠償補償・・・
家族が誤って他人に怪我を負わしたり、他人の物を壊して、法律上の賠償責任を負った場合の費用を補償します。

②育英費用補償・・・
扶養者が偶然な事故による怪我で死亡または重度の後遺障害が残った場合、お子様の将来のための費用を補償します。

③疾病補償(お子様本人)・・・
お子様が補償期間内に新たに病気になり、入院・手術をした場合、その費用を補償します。例えば、肺炎で入院することになった場合など、入院1日目から補償します(ただし0歳児は加入できません)。

④傷害補償(お子様本人)・・・
園内や通園途中の事故だけではなく、自宅での事故やレジャー中の事故も補償します。また、熱中症やO-157などの特定感染症、細菌性食中毒やウィルス性食中毒も対象になります。1日目から補償されます。

⑤救援者費用・・・
捜索や救助活動等に負担した費用を補償します。例えば、お子様が川に転落、遭難し、救助活動の費用を負担した費用を補償します。

他に、特典として、加害事故を起こしてしまった時の、示談交渉サービスと、急な発病の時に受けられる、24時間無料電話医療相談サービス「SOSホットライン」が付いています。

また、天災危険補償特約や熱中症危険補償特約、細菌性食中毒等補償特約など、10項目の特約が付帯されています(プランによっては付帯されていない特約もあります)。

■年間の保険料とプランは?

4月から加入した場合の、年間保険料は(カッコ内は5月分から加入した場合の保険料)
Aプラン・・・12,000円(11,410円)
Bプラン・・・10,000円(9,520円)
Cプラン・・・8,000円(7,600円)
Dプラン・・・6,000円(5,700円)
になっています。

プランはAからDまであります。
一番保険料が高い「Aプラン」は、
・賠償責任保険金(一事故あたりの支払限度額)・・・1億円
・育英費用保険金・・・545万円
・疾病補償の疾病入院保険金・・・1日あたり4,500円
・  〃  疾病手術保険金・・・疾病入院保険金日額の10倍・20倍・40倍
・傷害補償の入院保険金・・・1日あたり5,000円
・  〃  手術保険金・・・入院保険金日額の5倍・10倍
・  〃  通院保険金・・・1日あたり3,000円
・  〃  後遺障害保険金・・・最高500万円
・  〃  死亡保険金・・・100万円
・救援者費用等保険金・・・200万円
となっています。

一番保険料がお得な「Dプラン」は、
・賠償責任保険金(一事故あたりの支払限度額)・・・5,000万円
・育英費用保険金・・・114万円
・傷害補償の入院保険金・・・1日あたり3,500円
・  〃  手術保険金・・・入院保険金日額の5倍・10倍
・  〃  通院保険金・・・1日あたり2,000円
・  〃  後遺障害保険金・・・最高300万円
・  〃  死亡保険金・・・100万円
・救援者費用等保険金・・・200万円
となっています。

なお、CプランとDプランは、疾病補償の疾病入院保険金と疾病手術保険金は、補償外となります。

3.進級園児と新入園児でプランが違う!?

先日、3歳の長男が幼稚園に入園しました。
入園式の時にも、この保険のチラシを頂いたのですが、実は進級園児と新入園児でチラシの内容が違っていました。

上記の保険の内容は、どうやら進級園児用のプランみたいです。

「子どもが大きくなったし動き回るから、怪我などが心配。もし万が一お友達に怪我を負わせてしまった時のために、もっと手厚い補償のプランに入りたい!」
「最初の1年は保険料が高いプランに入っていたけど、2年目からはお手頃な保険料のプランに入りたい!」

という方のために、4つのプランが設定されていたのだと考えられます。

次回は、新入園児編を書いていきたいと思います。

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