地震保険の加入率推移や都道府県別データ

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先日、地震保険について書きましたが、興味深いデータがありましたので書いておきますね。
過去〜現在の加入率推移の比較や、都道府県別での地震保険の加入状況などについてのデータです。

1.地震保険の加入率は、20年前より3倍増になっている!

「地震保険の契約件数・世帯加入率・付帯率の推移」のデータ
jishin_suii.pdf

「損害保険料率算出機構」が出しているデータです。

1994年、全国で9.0%しかなかった加入率は、1995年の阪神淡路大震災、2004年の新潟県中越地震などの発生により年々増加し、東日本大震災が発生した2011年の加入率は26.0%にまで増加しました。
2013年は27.9%までに増加。20年の間に加入率が3倍になっているのです。

また、火災保険との付帯率も、2001年は33.5%だったのが、2011年は53.7%、2013年は58.1%まで増加しています。

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2.火災保険加入率の高い県は「○○県」

「地震保険 都道府県別世帯加入率の推移」のデータ
kanyu_jishin.pdf

2013年末の、地震保険の世帯加入率が一番高い県は・・・

実は「宮城県」なんです。
宮城県は50.4%、ダントツの加入率なんです。
東日本大震災発生後は、急激に加入率が高くなっています。

さて、2位は何処なのかというと・・・
37.9%の「愛知県」なんです。

愛知県、29.0%の大阪府、28.4%の静岡県、28.0%の香川県
南海トラフ大地震に備えてでしょうか。加入率が高いですね。

34.9%の東京都、33.1%の神奈川県、31.6%の千葉県、29.0%の埼玉県
首都直下型地震に備えてでしょうか、関東地方は加入率は高い気がします。

過去に福岡西方沖地震が起こった福岡県は、31.0%でした。
あと、岐阜県も福岡県と同じく31.0%でした。この2県も高いですね。

逆に、一番低かったのは、13.2%の長崎県、その次が13.4%の沖縄県でした。
岩手県の19.2%は意外な数字でしたね。

このデータを見ると、大きな地震の翌年に地震保険の加入率が一段と高くなり、
南海トラフ大地震や首都直下型地震の恐れがある都道府県の加入率が高く、
逆に地震や噴火が少ない所は加入率が15%を切るほど低い、ことが分かりますね。

こちらのサイトで、南海トラフ大地震のリスクがどのくらいあるのかを調べることが出来ます
南海トラフ地震の被害想定 – ニュース特集:朝日新聞デジタル

南海トラフ大地震に限らず、あなたのお住まいの街は、地震リスクがどのくらいあるのかを知ることも大事ですね。

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