自動車保険の選び方・見直しポイント
自動車保険の見直し、新規契約の際のポイント・注意点をまとめてみました。自賠責は入るのが当たり前ですので、任意保険加入時について書いています。
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保険の補償が十分かどうかの確認
自動車保険は、とにかく補償が十分であるかどうかを確認することが重要です。最悪の場合を考えて保険に入るのですから、万が一の死亡事故、重度後遺症を負わせる事故などを起こし、損害賠償を請求された時のことを考えて、十分な賠償資力が確保されるかどうかを確認するのが重要です。それから自分が加入する保険が、どのような事故を対象に補償してくれるのか、またどういう事故の場合に保険金が支払われないのか、などを一つ一つ確認する必要があります。自動車保険の補償の範囲については、
自動車保険の種類で詳細を記しています。
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事故後のサポート・示談交渉サービスの確認
自動車保険で大事なのは、十分な補償と事故後のサポート、示談交渉サービスだと思います。自動車保険は事故を起こしてしまった時のためにあるのですから。24時間365日体制のトラブルサポート受付を行っているか、もし事故を起こしてしまった場合、示談交渉サービスを受けられるか、などの確認が必要です。示談交渉サービスは絶対に付けておいた方が良いと思います。素人では、示談交渉をうまく進めるのはまず無理で、経験が無ければ戸惑うこと間違いなしです。
自家用自動車総合保険(SAP)は対人賠償事故と対物賠償事故を起こした場合に、
自動車総合保険(PAP)には対人賠償事故を起こした場合に、示談交渉サービスがついています。ただし、最近では保険会社によっては、PAPに対物賠償保険も付いているものもあるようですので、確認をお願いします。
注意点は、全ての自動車事故で示談交渉が受けられるということではない点。たとえば、自分に全く過失のない事故の場合、自分の対人賠償保険、対物賠償保険は必要ないため、保険会社の示談交渉サービスは受けられません。
また、たとえば、対人賠償事故では、負担する損害賠償の額が、明らかに自賠責保険の支払額の範囲内におさまる場合は、示談交渉サービスを利用できません。この場合も、任意保険の対人賠償保険が必要ないからです。このように保険会社の示談交渉サービスが受けられない場合の交通事故もあります。もしこれが嫌で、あらゆる事故の際に、頼りになる示談交渉サービスはないの?と求めるのであれば、面倒見の良い優秀な保険代理店を通して、自動車保険の契約をするしかないでしょう。
しかしながら、最近は、どんな場合でも事故に遭遇したら示談交渉サービスが付く自動車保険も登場しているようです。詳細は、各々保険会社で異なりますので、確認をお願いします。
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運転者年齢条件
21歳未満不担保、26歳未満不担保、30歳未満不担保などの年齢条件を付けると、自動車保険は安くなります。自動車保険で言う「不担保」の意味は、その歳未満の人は事故を起こしても保険金が支払われないという意味です。不担保となる年齢が高いほど、保険料は安くなり「年齢を問わず担保」と「30歳未満不担保」では、2倍以上保険料に差が出る場合もあるようです。
○○歳未満不担保で保険料を安くしようとするのは良いですが、○○歳未満の人が絶対に車の運転をする機会がないかを確認することが必要です。
運転者年齢条件 |
保険が適用される運転者の年齢 |
年齢を問わず担保 |
すべての年齢 |
21歳未満不担保 |
21歳以上 |
26歳未満不担保 |
26歳以上 |
30歳未満不担保 |
30歳以上 |
また、運転者を限定する際に自動車保険料が安くなるものの代表に、
家族限定特約があります。この場合も家族以外の人が、車を運転する機会が無いかを十分に考慮することが必要です。
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保険期間の確認
自動車保険がいつからいつまで有効かも確認しておく必要があります。まかり間違っても、保険に入っているつもりで、実は有効期間が切れていて事故を起こした、などの事態があってはなりません。自動車保険の更新は、毎年しっかり行いましょう。
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